6月4日(土)10:00 ~ |
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諸聖神父の主日聖体礼儀 | 聖使徒行実20章16~18章28~36章 |
イオアン17章1~13節 | |
【 今月の見学希望者の皆様 】 |
6月4日は祈祷終了迄 会堂内部の見学が出来ます祈祷中は静かに入退室下さいますようお願い致します 尚、会堂内部の撮影はご遠慮願います。 又、当月4日以外での会堂内部見学は予約が必要となりますので、教会事務局迄ご連絡下さい。 |
聖堂拝観・取材なさる皆様へのお願い → * * |
【会報より】 |
・神使首ミハイル・ |
神は天地創造の時に、私達の属する物質的な「見える世界」とともに、天使や霊的存在などの「見えない世界」もまた造られました。 天使とは見えない世界の霊的存在であり、神を讃美したり、私達人間を助けたりすることを役割としています。 神使首ミハイルはその中でも、天軍(天使の軍隊)の主将として悪魔と戦う役割を担っています。 イコンにおいて鎧と抜身の剣を持った姿で描かれるのはそのためです。 私達人間一人々にはそれぞれ天使の守りがあり、私達が罪に傾かないように、神に心を向けるように祈っていると言われています。見えない天使がわたしたちのために悲しむことのないように生きていきたいものですね。 |
・生神女庇護祭・ |
10世紀、正教を国教とする東ローマ帝国は、しばしばアラブ人の侵略に悩まされていました。首都であるコンスタンティノープルがイスラムの軍勢に包囲されていた時、人々が熱心に苦難からの解放を祈っていると、 アンドレイという一人の男が生神女マリアの姿を目撃、「生神女は人々の為に祈り、ストールのような布で信徒を覆い庇護して下さった」と言われた。 この奇跡の後、コンスタンティンノープルは再び町に平和が訪れました。この奇跡の出来事を「生神女庇護祭」として記憶するようになりました。 私達の望みをかなえる力を持つのは神だけですが、しかし生神女は神のすぐそばで、神といつでも気持ちを通わせでいます。 生神女は私達祈る者の声に耳を傾け、必要な助力を神に願ってくれるのです。 私達の住むこの世界も苦難の中にいますが、このような時だからこそ、私達は祈ることを思い出しましょう。 十字を描いて「至聖なる生神女よ、我等の為に神に祈りたまえ」と口ずさんでみましょう。生神女に祈る私達の声を、神にひとつひとつ届けて下さいます。 |
・痛悔について・ 痛悔の「罪」とは刑法に違反した罪という性格のものではなく、私達が神をきちんと見据えられているかどうか、むしろ心構えが問われています。神のほうをきちんと見ていない、神を忘れている、神を見ずに自分ばかりに注目し自己愛に捕らわれていることも罪です。私達が神を見据えられているかどうかという、姿勢や心構えの問題が問われています。私達は痛悔によって再び正しく神に立ち返ることができます。よい痛悔をして、清々しく爽やかに、安和な心で主のご聖体を受けましょう。 |
・復活祭の紅卵について・ なぜ卵? 卵は殻の中に新しい生命を潜ませ、全く新しい体をその中に持っています。それは死と復活を象徴しています。 なぜ赤? 「赤」は十字架上で流されたハリストスの「血」の色を象徴しています。 しかし「血」=「死」は同時に「復活」を意味します。つまり「赤」は復活の色なのです。 |
・食前の祈りについて・ 主よ、衆人の目は爾を望む 爾は時に従いて彼らに糧を賜う 爾の豊かなる手を開きて、諸々の生ける者に爾の恵みを飽しむ |
食前の祈りをして、神への賛美と感謝と畏怖をもち、食事を通して神との交わりが出来ることを喜びましょう。 |
・献灯について・ ロウソクの炎の上昇は、私達の祈りが天に向かっていることを象っています。 ・神は光なりの意味 旧約聖書や新約聖書では、神の臨在は「火」で示されました。例えば、「主は我が光」、「神は光なり」、神・聖神が「火」などです。このように光を放つ火は、父と子と聖神の「神」の臨在を意味しています。 燭台の上の炎は、私達の霊が神の光に照らされることを示しています。 |
・領聖時の注意点・ 1.自分を最優先にする。 領聖や十字架接吻の時、自分が受ける前に他人にたいして「どうぞ、どうぞ」と勧める人を見かけます。聖体礼儀ではマナー違反と心得て下さい。 2.伏拝、叩拝は状況を察して行う。 領聖の寸前、イコン等に伏拝し、接吻してか領聖する人がいますが、領聖は滞りなく後が続き、速やかに全員が受け終わる流れにしましょう。 3.膝を折らない。 御聖体の前で膝を屈めて身を低くする人をよく見かけますが粗相やトラブルの原因となります。聖体を拝領しやすい位置とは、聖爵と信徒の顔が同じ位の高さです。 4.十字は絶対に画かない。 両手は最初から最後まで、靜に胸元で組んだままでいるべきでしょう。 5.口は出来るだけ大きく開く。 口は大きく開きます。また、舌を出す人がいますがこれは厳禁です。 6.話をしない、話しかけない。 含んだ聖体を口から飛ばしてしまうこともあるからです。 |